ノンフィクション作家:2

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野の鳥は野に―評伝・中西悟堂 (新潮選書)
中西悟堂、野鳥の会会員にとっては神様のような人。そんな中西悟堂の評伝ですが、中西を直接知ることのない若い著者がよく調べて書いているなあ、という印象。でも、ただ膨大な資料にちょっと振り回されていかなと......
全盲の弁護士 竹下義樹
竹下義樹氏は日本で初めての全盲の弁護士。点字の六法全書もなく、 点字での司法試験も事実上、認められていなかった状況で、それらを 実現させ、その最初の合格者となりました。 彼の失明から、山口組五代目......
琉球弧(うるま)に生きるうるわしき人たち
著者が過去に書いた沖縄関連書籍の集大成といえる本です。小林先生が書いた沖縄関連書籍を読んでからこの本を読むと、十分楽しめる内容です。特に沖縄が好きな人にはたまらない内容だと思います。...
海人(UMINCHU)
日本版「老人と海」と帯にはありますが、それを越えるといっても過言ではありません(沖縄びいきの私だからそう思うのかもしれませんが)。自然との戦いだけでなく、基地問題や、身売りされた者の人生(主人公の海......
検疫官―ウイルスを水際で食い止める女医の物語
免疫所の女性免疫官の半生を描いてはいますが、まあ、真面目な医師の免許を持つ公務員の日常をほんの少し書いてあるだけで、対象者の内部に踏み込んではいません。 また、対象者は特にすばらしい功績があるわけで......
朱鷺の言 (中公文庫)
小林照幸氏といえば、沖縄のハブに関するものなど視点が独特なジャーナリスト。佐渡の人々と「朱鷺(トキ)」のかかわりを詳細な取材に基づいて検証していることに脱帽する。戦後の紆余曲折を経て、いま、純国産の......
政治家やめます。―ある自民党代議士の十年間
本書を読んだきっかけは、小林照幸という著者に対する興味というものが強かったことだ。史上最年少で、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した人間がどういう本を書くのか。本書は、嫌々ながら選挙に出て当選した政......
完本 毒蛇 (文春文庫)
高校の頃(十年も前)に図書館で借りて読んで衝撃を受け、今では飼ってしまうほどに蛇が大好きになりました。 文庫版が出ていると知って慌てて購入。久々に読んだら熱い感動の気持ちで満たされました。 毒蛇咬傷......
害虫殲滅工場―ミバエ根絶に勝利した沖縄の奇蹟
タイトルにいきなり圧倒された。『害虫殲滅工場』初見ではいったい何の事なのか戸惑うだろう 害虫駆除ではく、害虫殲滅(せんめつ)である。 殲滅とは、1匹残らず根絶やしに全滅させることである。 通常の農業......
死の貝
かつてと言ってもほんの最近まで、このような地方病があったことさえ 知りませんでした。自分の無知に反省です。このような事があったことさえ 忘れられているのは悲しい事です。権力を持たない人や貧しい人、力......
朱鷺の遺言
チョコエッグ第1弾003であり、特別天然記念物であり、現在野生の日本には生息しないもの。といても、オレが物心ついたときには既に保護センターに飼育されているものしかいなかったのだった。イロイロ考えてし......
神を描いた男・田中一村
生涯孤高の画家と思われがちな田中一村を異なる視点で書いた本です。この本で田中一村という人間の生き様、日本画のことを知ることが出来ます。この本を読んで田中一村の絵画展に行くと、本も絵も数倍楽しめること......
フィラリア―難病根絶に賭けた人間の記録
フィラリアが犬だけの寄生虫ではなく、人間の寄生虫だと知らない人が読むとかなりの衝撃を受けるはずです。フィラリア有症者の写真2点が掲載されていますが、こんな寄生虫病が日本にあったのかと驚かされます。世......
ローマ法王の権力と闘い (講談社プラスアルファ新書)
著者は聖公会(イギリス国教会:プロテスタント)の教育を受けた後、イタリアで修道生活(カトリック)を送り、キリスト教に関する著作家になったという異色の経歴の持ち主。キリスト教への盲信から執筆活動を行......
法王の座―ヨハネ23世・激動の20世紀
本書は、このヨハネ23世について最も詳しく、かつわかりやすく書かれている一冊です。 なお、本書はすでに絶版となっており、同じ著者による改訂版が別の出版社から 出されています。↓ 法王ヨハネ二十三世......
これはあなたの母―沢田美喜と混血孤児たち (集英社文庫)
澤田美喜さんは三菱財閥直系のお嬢様であり国連大使夫人でしたが戦後私財を当時混血孤児たちのためにエリザベスサンダ-ホームを建て子供のために尽くした方です。今と違い肌の色が違うことはひどい差別と蔑視の対......
モルガンお雪 (集英社文庫)
モルガンお雪の名は知っていたが、中々読み物が見つからないと思っていたところ、出会った本だった。インフォーマティブでよかった。 明治に国際結婚する、それも日本の芸者が。 彼女の数奇な人生は興味深い。...
ベラ・チャスラフスカ 最も美しく (文春文庫)
2004年単行本として発売された作品の文庫版。東京オリンピックで金メダルを獲得し人気者になったチェコの体操選手ベラ・チャスラフスカの波乱に満ちた半生を中心に、彼女と同時代を生きた女子体操選手、あるい......
不屈者
逆境から這いあがってきた5名の人物伝。全編優れた作品であるが、森安敏明(元プロ野球選手)と谷川浩司(棋士)が良かった。 本書の題材のように、挫折からの復活という感動的な題材であっても、著者の言葉......
咬ませ犬 (岩波現代文庫―社会)
‘91から93年かけて雑誌に発表され、後に単行本されたものを文庫化した作品である。 咬ませ犬と呼ばれたボクサー、公式戦記録もなくブルペン捕手として野球生活から引退しながら中日ドラゴンズの2軍監督に......
私だけの勲章 (岩波現代文庫―社会)
‘83から87年かけて雑誌に発表され、後に単行本されたものを文庫化した作品である。 ネオン街の流し、学生運動の闘志として名前は知られていたが、卒業後は路線変更しコンサルタント会社を立ち上げ成長を続......
牙―江夏豊とその時代 (講談社文庫)
江夏自身が語った『左腕の誇り』とともに、本書は江夏本の白眉だ。様々な伝説に彩られた江夏豊も今年で還暦。その圧倒的な実績と記憶。そして人間。江夏という人間を端的に物語るのが書中にある次の一節だ。 「好......
はたらく若者たち―1979~81 (岩波現代文庫)
そもそも、ここに収められているストーリーのすべてが既に30年も 昔のルポなので、果たして、現代にマッチしないことも多いのではな いかと思いつつ読んでいました。 しかし読み進む連れ、そんな不安はきれい......
ベラ・チャスラフスカ 最も美しく
東京オリンピックの記憶がほとんどない昭和34年生まれの私にも、ベラ・チャスラフスカという傑出した女子体操選手がいることは知っていた。 満点のルーマニアのコマネチをしても至れないと称され、語り継がれる......
マラソンランナー (文春新書)
主人公として取り上げられた6名は、著者が考える、その時代の日本を象徴するランナーである。東京オリンピックの頃を象徴するランナーとして、円谷幸吉ではなく君原健二を取り上げているのが如何にも彼らしい。も......
奪われぬもの (講談社文庫)
‘93から95年にかけて雑誌に発表、その後単行本となったものを文庫化した作品である。 取り上げられた人物は「有森裕子(マラソン)」「福永洋一(競馬)」「福間納(プロ野球)」「林敏之(ラグビー)」「......
牙―江夏豊とその時代
著者のプロ野球を見る視点が素晴らしいと思う。江夏が全盛期であった時代は、ジャイアンツV9の時代でもある。巨大帝国に挑んだ新撰組の土方歳三。これこそがプロ野球であり、今のプロ野球、そして今という時代の......
リターンマッチ (文春文庫)
ボクシングノンフィクションといえば、沢木耕太郎の「一瞬の夏」が有名だが、こちらも新たな金字塔になりうる名著だ。 沢木氏の「一瞬の夏」は、筆者自身が主人公カシアス内藤の懐に飛び込み、一緒に夢を追うと......
スカウト (講談社文庫)
今年のドラフトでもまた一人の高校生が泣いた。 相思相愛と噂された仲への強行氏名。 あのときのスカウト心境は、いかばかりか。 そんなスカウト心理が読める良書です。夢を売るプロ野球を、裏方として支えるス......
復活―十の不死鳥伝説 (Number BOOKS)
本作品は、一度は頂点に立った、あるいは近づいたものの、様々な理由により挫折を味わったスポーツ選手が復活を果たすまでを描いた短篇集である。 近年の著者の作品は、広島東洋カープ設立時からのスカウトと......
スカウト
今年のドラフトでもまた一人の高校生が泣いた。 相思相愛と噂された仲への強行氏名。 あのときのスカウト心境は、いかばかりか。 そんなスカウト心理が読める良書です。夢を売るプロ野球を、裏方として支えるス......
ソニーを創った男 井深大
この本は井深さんが生まれてから亡くなるまでを収録した本で、経営者としての井深さんを中心に描いたものではない。また井深さんと関係の深かった人や時代背景の話にも多くのページを割いているので、当時の様子が......
JRの妖怪―かくて男は巨大組織に君臨した
この本は当初「週刊文春」に連載されていたが、JR東日本は同社管内のキヨスクでの「週刊文春」の販売を停止するという措置に出た。この前代未聞の言論封殺によって他のマスコミは震え上がり、「JR東日本革マル......
スパイM―謀略の極限を生きた男
高校時代、面白くもない日本史の授業の合間、教師がポツリといった文句が甦ってきた。曰く「日本共産党は特高が作ったんだよな…」。何をバカなとガキの身上で思ったわけだが、本書を一読後、彼の言葉がある意味で......
闇の男―野坂参三の百年
故・野坂参三氏の戦前のスパイ活動を暴いた渾身のルポ。古くは故・袴田里見氏なども「野坂は怪しい」と書いていましたが、やはりスパイだったことが証明されました。もっとも、この本で証明されたのはごく一部の事......
残り時間には福がある
桐島洋子さんの生き様を、若い頃から感心し納得しながら、自分自身の歩む道を考えさせてもらっています。この本は今までに書かれてきた以上に、心をそそらせられる物がありました。 老いても直、桐島洋子さんみた......
いつでも今日が人生の始まり!―50代からの気持ちのいい生き方・暮らし方
「50代からの気持ちのいい生き方・暮らし方」という副題がついているだけあって、世のおばさんたちに「もっと生き生きと、楽しく、賢く、素敵に生きようよ。歳をかさねていこうよ。」と激励のメッセージにあふれ......
渚と澪と舵―わが愛の航海記 (文春文庫)
子育てでへたへたになっている私にとってはとても勇気を与えてくれる作品となりました。私も離婚をし、女手ひとつでがんばっていますが、桐島さんのつねに前向きな姿勢とそのしなやかな生き方に強く共感します。自......
魔女のホウキに乗っかって―マザーグースと三匹の子豚たちの世界一周卒業旅行
桐島一家の卒業旅行 3番目の桐島ローランドが高校を卒業。 これは桐島洋子の母親業卒業でもあるとのことで、 贅沢な家族旅行を敢行 「マザーグースと三匹の子豚」では、アメリカ国内のみでゆったりと生活を......
目撃者―「近藤紘一全軌跡1971~1986」より (文春文庫)
近藤紘一の一周忌(87年)に単行本として刊行された作品の文庫版。 単行本は、著者の執筆活動を「記事」「ルポ」「評論」「エッセイ」「創作」の五つに分類、生前単行本として刊行されなかった作品(ただし「......
妻と娘の国へ行った特派員 (文春文庫)
この本は近藤紘一の遺作となった。あとがきは胃がんで入院をしていた虎ノ門病院のベッドの上で、口述筆記されたものだ。物語はほぼ最後の特派員生活となった産経新聞バンコク支局長のときにかかれたエッセイを中心......
パリへ行った妻と娘 (文春文庫)
ベトナム人妻の連れ子であった娘が、パリの男性と婚約し、妻は無断でパリにマンションを買ってしまう。 ベトナムの旧宗主国であったフランスには、内戦で多くのベトナム難民が生活し、そこには妻の元夫や元......
したたかな敗者たち (文春文庫)
イデオロギー対立、ベトナム内の南北対立、南ベトナム内の政権対立 そういう要素を切り捨てて報道されてきたベトナム戦争の内側から見た話 個々の対立を通してベトナム戦争を眺め直す必要があるであろう 見たい......
戦火と混迷の日々―悲劇のインドシナ (文春文庫)
ポル・ポト政権下で実施された大下放政策により外交官の夫と暮らしていたプノンペンを追われ、一年の間に二人の息子と一人の養女、そして夫の4人を次々と亡くし、収容先で養女となった娘とも生き別れになりながら......
パリへ行った妻と娘
ベトナム人妻の連れ子であった娘が、パリの男性と婚約し、妻は無断でパリにマンションを買ってしまう。 ベトナムの旧宗主国であったフランスには、内戦で多くのベトナム難民が生活し、そこには妻の元夫や元......
サイゴンのいちばん長い日 (文春文庫 (269‐3))
会社が更生法を申請したりM&Aで買収されスポンサーや経営者が一新されるという気持ちは非常につらく不安なことだと思う。それが会社ではなく国だっ場合となると規模が大きすぎて想像がつかないが、不安心理は並......
バンコクの妻と娘 (文春文庫 (269‐2))
若くしてなくなられた著者の作品のなかでは、私はこれが一番のお気に入りです。何がお気に入りかというと、出張と執筆の多い仕事をこなしながら、東京に置いてきた娘ユンのことを親として温かくかつ厳しく見守って......
サイゴンから来た妻と娘 (文春文庫 こ 8-1)
つい先日、会社の仕事で初めて1週間ほどベトナム(ホーチミンとハノイ)に行きました。今、ベトナムは年率20%強のインフレと株価暴落等で経済が混乱状態にありますが、私がベトナム人から感じたものは日本人が......
バンコクの妻と娘
若くしてなくなられた著者の作品のなかでは、私はこれが一番のお気に入りです。何がお気に入りかというと、出張と執筆の多い仕事をこなしながら、東京に置いてきた娘ユンのことを親として温かくかつ厳しく見守って......
特攻隊員たちへの鎮魂歌(レクイエム) (PHP文庫)
普段 こういう本はあまりよみませんでした。 でも皆さんも一度読んだほうが良いと思います。 ただ事実をあまり感傷的にならず、丁寧に淡々と。 当時の状況が書いてあります。 「アア 戦士ヤア......
特攻隊員たちへの鎮魂歌(レクイエム)
特に印象に残ったのは、大学野球のエースの特攻前を記した「最後のキャッチ・ボール」や、「十七歳の魚雷特攻」など。どれも雑誌掲載用の短編なので致し方ないのかも知れないが、特攻隊員個人の掘り下げが若干足り......
特攻隊員の命の声が聞こえる―戦争、人生、そしてわが祖国 (PHP文庫)
特攻「特別攻撃」という作戦は、日本の戦術の中にはないものであった。たとえ可能性は低くても、「必ず死ぬ」作戦は、邪道とされていた。 それが、「通常の作戦」に変わっていってしまった。 戦争である以......
南方熊楠 (新潮日本文学アルバム)
この小さな本の中に、熊楠の世界が凝縮されています。豊富な写真と、資料、白浜の熊楠の記念館に匹敵します。白浜の熊楠記念館へ行けなくても、この本には、豊富な写真や資料がいっぱい載っている。この値段で、と......
今日われ生きてあり (新潮文庫)
とにかく涙が止まりませんでした。 この事実を知らないでいた自分を恥ずかしく又、申し訳なく思いました。 人としてこれほどまでに純粋な方たちが、実在していたことを伝えていかなければ いけないと痛感させら......
縛られた巨人―南方熊楠の生涯 (新潮文庫)
柳田國男、折口信夫と並ぶ日本の民俗学の巨人南方熊楠の生涯を描いている。 若き日の世界放浪。孫文との友情。 彼がいかに国際人であったかは、これを読めば一目瞭然だ。 また、熊楠は早く生まれすぎた人......
ぼくが世の中に学んだこと (岩波現代文庫)
この本は自動車絶望工場より読みやすく簡潔にまとまっている。この国では、弱者に転落しないと社会について何も知らない人が多いと思う。自分もそうだ。いつのまにか変なことになっていても、基準がないから変かど......
全記録炭鉱
北九州から北海道まで全国にあった炭鉱の栄枯盛衰が詳細に書かれている、特に北海道の夕張炭鉱は詳細に書かれており、当時の惨状が見て取れるような衝撃を覚えた。 自動車絶望工場とあわせて名著だと思う。...
痛憤の現場を歩く
1つひとつにはらわたが煮え返るような思いを感じる,31の短編からなるルポ集.そのテーマは,労働者,学校,事件と警察,原発,米軍基地など,幅広い社会問題にわたる.それぞれの問題は重いが,次々と読み進......
狭山事件
本作品も他の鎌田氏の作品同様、丹念な調査の上に書かれており、その点は評価できる。 しかし、この事件の真犯人が不明である以上、またドキュメンタリーの体裁で書かれた書物である以上、初めから終わりまで石川......
時代を刻む精神
軽佻浮薄に流れる世にあって著者の視点はあいかわらず確かでするどい。この国の実像を確認するための尺度と言えそうです。「自動車絶望工場」以来の読者を裏切らない内容です。...
津軽・斜陽の家―太宰治を生んだ「地主貴族」の光芒 (講談社文庫)
太宰治にとっての生家津島家と、故郷津軽。同書は、これら太宰治の根源に追った一冊である。太宰の周辺を描くことで、却って太宰の姿を鮮明に浮かび上がらせた、著者鎌田慧の手法を、「解説」で三浦雅士は、「まる......
大杉栄 自由への疾走 (岩波現代文庫)
“自由を求めて国家権力と戦った悲劇の英雄” 本書を通して浮かび上がってくる大杉栄の人物像を簡単にまとめるとこうなるだろう。それは、大逆事件のシーンから説き起こし、甘粕事件及びその後日談でしめくくると......
反骨のジャーナリスト (岩波新書)
ジャーナリズムに興味があったので、借りて読んでみました。 今ではお気に入りの一冊です。 浅学な自分が言うのも何ですが、今の日本のジャーナリストに読んで欲しい!! 常に問題意識を持って、多角的に、批......
家族が自殺に追い込まれるとき (講談社文庫)
労働災害補償は労働中の事故よりも、むしろモラルハラスメントによる精神的な病による事例が多いのではないか。自殺に至った事例を丁寧に追跡調査し、いかに被告側が自殺原因を死傷病扱いにしようと画策するか。組......
ドキュメント 屠場 (岩波新書)
禁句とも言われる屠場、そして差別され卑しい目で見られる屠場 でも、もし誇り高い彼らがいなければ私たちの食卓には 「おいしい肉」は並ばないと言うこと… 私は以前に屠場を見学したことがあるので そうい......
さらば東京裁判史観―何が日本人の歴史観を歪めたのか (PHP文庫)
西洋帝国主義のやり口は植民地の王をおいておいてそれに敬意を払い植民地奴隷をそれを持ち上げて宣伝し何百年も植民地民を統治する事である。 アメリカ公文書館には日本植民統治に天皇をいかに利用するかが終戦前......
日本の正論―21世紀日本人への伝言
私が学生であった1960〜70年代には、このようなメンバーで国家や政治を語る本が出ることはなかったであろう。 進歩的文化人と呼ばれる人たちのゆがんだ主張がまかり通っており、個々に登場する人たちは......
国民精神の復権
小堀桂一郎さんの文はとても馴染みやすい・・・というか、最初は旧仮名遣いなので「・・・」となりそうだが、慣れてくるとこれが何とも心地良くなる。パッと目に入るようになるから不思議だ。それはそのはず、昔......
昭和天皇 (PHP新書)
現代の人物の評価をするのは難しいし、どのような伝記を書いても、批判されるものだと思う。この本は難しい時代に負けずに自分を持ちつづけて生きた人物を公平に描いた伝記だと思う。この時代の歴史を知りたい人に......
鏡の詞・剣の詩
天皇制云々はともかく、先の帝<之由>宮裕仁が存命中にこの本を読んでいたら、今年は平成16年ではなく昭和79年だったかもしれない、と思う。...
私は三年間老人だった 明日の自分のためにできること
工業デザインや商品開発では「ユーザーを知ること」が基本である。しかしだいたいは頭ので知識として理解するだけで、「身をもって知る」と言うことがないため正しく認識・理解することが出来ない。その結果、商......
文検 ステップアップエッセイ (文検分野別シリーズ)
同じ「文検分野別シリーズ」でも『手紙の技法』とは違って、直接的に文章能力検定の対策になる本ではないと思う。 ただ、エッセイの構成例を学ぶ書籍としては良書。 中には内容的にも優れたエッセイがあり、読ん......
変装―私は3年間老人だった
ユニバーサルデザインという言葉やバリアフリーという言葉が今ほど知られなかった20年前に、20代の女性が老人になりきって、アメリカの老人たちの生活を身を挺して体験した本当の話。著者はデザイナーとしても......
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